家電製品のあれこれ

洗濯機

石:そうそう、全自動洗濯機って、汚れが落ちないしすすぎも不満で。計画中のクリーニング屋さんは家庭でも二槽式洗濯機を使っていて、もちろん仕事でもちょっとした事で使ってる。そして、お正月に母のところで二槽式を使ってみて決心。二槽式にすることにしました!

橋:置けるスペースがあるんですね。今は洗濯機置場の幅が狭くて置けない家も多いですよね。

石:置けることが大前提だけどね。

内:二槽式はドラムのまわり方が違うんですか?

石:全然違う。水流がもっと激しいし、脱水も強い。

内:うちはドラム式で横から入れるタイプで、上からバンと落ちるんですけどそれが揉み洗いのようになって意外と落ちますよ。

平:家電屋さんの話だと、洗うのは横回り、乾燥は縦回りがいいって。全自動だといっしょくたになって中途半端になっているって。

廣:私も7年位前まで二槽式だったの。実家は5年前くらいまで。洗濯機を回している間、何回も行き来するからほんとに面倒で。でも、母も全自動は落ちない、二槽式の方がいいのよって、ずーっと使ってた。二槽式は壊れにくいので長持ちしたというのもあるんだけどね。それがずっと染み付いていたから、全自動は良くないって思っていた。だけど一人暮らしをしているときに全自動洗濯機に変えたら、便利さに感動しちゃって。それで実家に戻って、全自動は便利だよって教えてね。それこそキッチンと洗濯機置場が離れているから、母の朝は洗濯をしている間は座っている時間はなくて、でも全自動に変えてから朝ドラとコーヒーを飲む余裕ができた。

全:間取りは大事だよね。

廣:朝の時間の使い方は変わるよね。

全:時間と間取りと大きく関係しているよね。

石:我が家はキッチンのすぐ脇に洗面所があって、洗濯機が置けるプランだから、二槽式をしばらくやってみようと思ってる。

 

洗濯機の位置

内:場合によって、脱衣室ではなくキッチンにビルトインの洗濯機を置くのはあり?

廣:キッチンに置きたい人もいるの?

石:いるいる。

平:キッチンに洗濯機を入れたのは外国人の方の家しかないかな。

内:私も海外生活に慣れている方の家で一度。狭小地で1階が風呂、2階がLDK

石:干す場所との関係もある。汚れているけれど軽い物を持って干しに行くのと、きれいだけど重い物を持って干しにいくのと。

平:それはほんとに人それぞれですよね。

橋:キッチンで洗濯物の出し入れをするのが私自身はなかなか考えられない。

石:脱衣籠をキッチンまで持っていって、ご飯を作ったり、掃除機をかけながら洗濯もする感じなんじゃない?

平:キッチンだと奥行きがあるからそこにおさまるし。

石:あとはプランだよね。

橋:状況によるのでいつもできるわけではないけれど、キッチンと洗面所が隣り合っているプランであれば台所仕事をしながら洗濯もしやすくていいですよね。

全:それが一番だよね。

内:ただ階が違う場合も小さい家だとありますよ。

橋:そういう場合に、洗濯機がキッチンと同じ階にあった方がいいという要望があるのかな。

内:という選択肢も出てくるのかと。

廣:狭小地だと、2階にリビングと台所、1階に水回りがくるケースが多いよね。そうすると離れざるをえないのかな。

石:日当たりは2階で。

内:衛生的にキッチンにあるのもどうかな、とも思いますよね。

橋:2階に水回りだった場合に、キッチンの横にアイロンコーナーがあったり、雨の日にちょっと干したりする第二洗面所のような洗濯室をつくるのはあるかな。

廣:それはいいなぁ。

橋:1階に洗面所の場合に、2階にも手を洗う所が欲しいので、それを少し充実させて洗濯室にするっていうのはやったことがある。

廣:洗濯コーナーがあるのはすごくいいね。洗濯関係の小物ってわりとたくさんあるから、一緒にしまう場所もできるとすっきりしそう。

橋:面積に余裕がないとなかなかむずかしいけどね。

 

 

炊飯器とキッチン家電

内:少し前に蒸気レスの炊飯器を買ってみたんですよ。キッチン家電の場所を計画する時の蒸気問題を根本的に解決してくれるのかと興味があって。

全:どうどう?

内:それが結構面倒で、蒸気を水に戻すためのタンクに、毎回水を入れないといけないし、その経路の内蓋の掃除も頻繁にしないと。やっぱり何かを得れば、何かを失うわけで、手間は省けないんですよね。

石:炊飯器って売れ筋のものを買おうと思うと大抵入荷待ちだったり。そんなに炊飯器をみんなが買い替えていると思えないんだけど…

廣:日本人は、お米好きだからね!

橋:炊く頻度にもよるだろうけど、そんなにもたない気がする。

廣:うちは、内側のテフロンがはげてきて、買い替えに至る気がする。

内:最近住み手の方に教えてもらって、圧力鍋で炊いています。簡単で炊飯器よりうんと早く炊けるんです。お櫃感覚で食卓に置いてよそっています。美味しいですよ。

平:そうなると炊飯器を置かなくてよくなるね。

内:炊飯器を仕舞っている方も多いですよ。

平:キッチン家電は全部専用機を持ち始めるとすごい量になるよね。

内:そうそう、広い家電置き場が必要になりますよね。パン焼き器とか、大きいオーブンレンジとか。

廣:あとバーミックスとか!

内:そうすると日常は全部使うわけではないけれど、使いやすいカウンターの高さに置くと、他の収納の量の確保や使い勝手が結構難しい。

石:そうそう、みんなすごく場所をとるもんね。

内:あと家電自体も奥行きがあるものと、小さいものと組み合わせで難しいですよね。

 

 

テレビ

石:計画中の家でテレビが84インチ! 幅が2mくらいある。

内:プランニングをしていて、絶対に毎回悩むのがテレビの位置です。 皆さんどうですか?

橋:雑誌に掲載されている家を見ていると、テレビを置いていない家もけっこうあるよね。

全:そうだよね。

橋:テレビを置いてない家って結構多いのかな。そんなにみんなテレビって見てないの?私がこれまで設計してきた中では、テレビを置かないという人がいなかったので、そういう家をつくってことがないんですよね。ソファに座りながらゆっくり映画をみたいというご要望も多いので、ソファーと対面する位置にテレビを置くことが多いです。オープンなリビングダイニングだとその配置が結構難しいけど。

内:難しいですよね。

平:和室もつながっているとかだとどうにも壁がなくなって。南側に壁を作るのか難しい。

橋:テレビがあるかないかで凄くプランが変わっちゃうよね。

内:家族みんなで1つのテレビを見ている時間があるかっていうと意外と団欒の場にはもうならなくなってきているのかも。今は持ち運びのできるテレビや、携帯でも見られるようになりましたからね。

橋:映画を見ることもあるので、これまで設計した家ではある程度大きなもの置く人が多かったな。

石:我が家でいえば、テレビはニュースしか見ないからテレビを見ながらご飯を食べることはなくて、DVDは観る。つけっぱなしの人って意外と多い。なんとなく見ている人も。

平:薄型になってから、なおさらテレビの置き場が重要になってきたよね。大きいから壁をとられて。

石:どうやって見るかっていうことをすごく考えなくちゃいけなくなった。

平:レイアウトは難しいけどテレビがある家が好き。その関係が上手く出来ている家。テレビが無くていいって言われるとちょっとがっかりしちゃうくらい!

全:

 

2014年1月 @いろは設計室