事務所訪問記:その3 (当番/廣谷)

627日、さくら組の6回目の集まりがありました。前日の雨もあがり、さわやかな梅雨の晴れ間に武蔵野市のUR団地の一室でのミィーテングでした。

 

前回の集まりでは庭と緑のことについて、それぞれどんな思いでデザインしているのか情報交換をしてみました。

そんな中で出てきた話、

「団地の緑もいいよ!一度見に来ませんか?」

というデザインガレージの石原さんのお誘いを受けて、石原さんが住んでいるURの武蔵野緑町パークタウンの一室をたずねました。

 

団地の入り口に立つと、大きな欅の木を始めたくさんの種類の木が目に入ってきます。木々の間にはゆったりとした住棟間隔で建物があって、木々の葉がすれる音や子どもの声がして、、、と贅沢で心地よい時間が流れていました。建物の中には沢山の保存樹があって、これは低層団地から現在の高層団地に建て替え時に、これまであった木を残したものだそうです。実のなる木、花の咲く木など、これまでの住民の人たちが思いを込めて選び、植えて育て、この地で木々の成長を楽しみながら生活をしてきたことが想像できます。

ミーティングの冒頭では、石原さんからこの団地の面白い歴史と、ここでの暮らしを話してくれました。

なんとこの団地の敷地の前身は、武蔵野グリーンパークという野球場!だったのだそうです。

国鉄スワローズ等が使用したのですが、完成から解体までわずか5年という日本でもっとも短命に終わった野球場だそうです。その野球場の前は中島飛行機武蔵製作所。戦争中は戦闘機を作っていて、そのため戦争中は爆撃を受け、一度は焼け野原になったところに野球場ができて、団地ができて、、という歴史を経てきた土地なのです。

 


前は野球場ということは、、と団地の地図を見ると、確かに野球場を思い起こさせる土地の形状。みんなで地図を覗きこみながら、ここはマウンド?ここはスタンドだね、、など土地の歴史を楽しみました。


石原さん曰く、大人にとっては便利な駅前のマンションからこの団地に引っ越してきて一番変わったことは、子どもが外でよく遊ぶようになったとのこと。休日もどこかに行くよりもここにいたい!と言うほど。

目の前にたくさんの遊び場があること、外に行けば友達や大人がいる、、そんな環境は、安心して「遊びに行っておいで!」と言えます。社交性も自然に身に着くし、子育て世代には理想的な住まいだね、、とみんな納得。同じく子育て世代のメンバーも引っ越しを考えたくなる(?)ほどの環境でした。

普段の仕事は戸建て住宅の設計が多い私たちですが、自分の理想の住まいを追求できる戸建と、既にある器の中で、一人では所有できないものをみんなで共有する暮らし、それぞれに魅力的と思った訪問でした。

さて今日の本題は、さくら組ホームページの運用方法の相談、それから5人でこれからどんなことをしていくのか、、といったことを話し合いました。

寄り道話しとしては、部屋の明るさ、照明器具の選び方の話題も登場。ものを探すだけ、夜中に自分がトイレに行くだけのために天井や壁に固定照明器具をつけることの若干の矛盾を感じつつ、自分に照明器具を着けたらどうなる?などといった楽しい話にもなりました。

あっちを話し、こっちを話し、色々と寄り道をしつつも、最後にはなんとかゴールするというなんとも女性らしい会議でしたが、ホームページの運用方法は、5人で上手に連携できる妙案も出てほっと一安心。それから、5人で住宅相談会のようなこともやっていきたいね、、といった今後の話題もでました。

 

そんな会議の今日のお伴は、千葉在住の廣谷が持参。千葉といえば落花生ですが、地元では茹でた落花生を食べます。珍しいと思ったので選びました。私のおやつは甘いものと辛いもののセットが理想。そこで、地元千葉とは全く関係ないのですが、不思議な取り合わせだけど後引くおいしさのレーズンかりん糖もセットで持ってきました。


次回は725日の予定です。場所は、最近事務所を東京からさいたま市に移したウチアトリエにお邪魔します。