事務所訪問記:その1 (当番/内)

4月18日(木)、さくら組の4回目の集まりがありました。月に1度、5人全員で情報を共有したり、1つのテーマについて議論をしたり、今後の活動について話しをしています。今回は日本橋近くにある、橋垣さんの事務所(いろは設計室)にて。何度かお邪魔させて頂いていますが、とても居心地の良い空間です。日本橋川に面したマンションの一室で、南側に大きな連窓があり、そこから日本橋川を見下ろせます。その窓と立地のおかげで、明るく、暖かく、開放的。ボーっとその水辺を眺めているだけでも心が癒されます。内部は、橋垣さんの設計する家に訪れたよう。無垢の床板や家具が飴色になっていて落ち着いたとても良い感じです。特に部屋の中心にドーンと置いてある大きな打合せテーブルがすばらしい。天板はクルミのムク板。ご自身で丸太から購入したもの。

 

本棚が少ないねーという話しになりました。そうなんです、設計事務所はカタログや本、雑誌、設計書で埋め尽くされる。カタログ1冊も分厚く、数年事にカタログが変わるのでゴミになりもったいない。しかし古いカタログで設計をしていると、廃盤になったとか、品番が変わったとか、問題が起こり更新をしないわけにいかないのです。今はWEBカタログを見ることもできるけど、やはりパソコンの画面越しでは、アナログ人間の私は効率が悪い。

 

橋垣さんはこの本棚の量で十分だと話してくれました。まだ余裕があるよーと。雑誌は必要な部分だけを切り離して、ファイリングをしているそうです。本棚の中身を見てみると、厳選された本とカタログ、コピーを整理したファイルが収納されています。住み手の方との打合せ際に、スムーズに資料を見せ、スイスイ話しが進んでいく様子が想像できます。資料を絞り、整理をする事ができるのは、ご自身の設計が確立されているからだろうなとも思いました。本棚ひとつで色々と伝わるものですね。

 

その流れで収納の話しに花が咲き、「地球家族」という本が面白いという話題になりました。内容は、世界各国のとある家族の家の中にある全ての物を、家の前に出して撮影した写真集。物のリストも細かく記載されています。この本を見ると、他の国に比べて日本は物が多すぎ、しかもガタクタのような物ばかりだねと。豊かに暮らすことは、厳選された必要なモノの中で暮らす事、質の良いモノを永く使うことが大切だと5人で語り合いました。収納とモノの話しはまだまだ奥深いので、この先にも会合やFBで議論していきたいと思っています。

 

私はこの本を知らなかったので、この日の後に購入。確かに各々の国の文化が垣間みれて、とても興味深い本です。ウチの本棚に選りすぐられた本として仲間入りを果たしました。

 

 

集まりのおやつは当番制。各々の地元のお菓子を開拓していこうという趣旨でやってます。今回は私が担当。ウチアトリエの裏にある七越製菓さんのおせんべい。下から、「ねぎみそせんべい」「ピーナツ型のきなこ菓子」「手上げもち」どれも素朴な味でおいしかったです。お昼をまたいでの打合せだったので、お腹にたまってちょうどよかったかな。

 

次の会合は5月で、埼玉富士見市にある平間さんの事務所(スモールスペース)で行う予定です。次回の更新をお楽しみに。

 

ウチアトリエ/内 美弥子