2014年

10月

01日

省エネ等級と熱損失係数

 近年は断熱や構造強度、メンテナンス対策等について一定の条件を満たした住宅は補助金を受けたり税の特例措置等が受けられるようになりました。次世代に残る良質な住宅を普及させる目的で法律が作られそれに伴って生まれた制度で、簡単にいえば家を長持ちさせて廃棄物を減らし、建替えにかかる費用も減らして環境に配慮した暮らしをしようという国の提案です。平成12年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称:品確法)」、その柱の一つである「住宅性能表示制度」には10の性能表示事項があり、このうちのひとつが温熱環境、すなわち省エネルギー対策等級(以下『省エネ等級』とする)でした。平成25年からは「エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」として新たな基準が作られています。

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2014年

3月

25日

灯りのこと

西原の家/設計:スモールスペース
西原の家/設計:スモールスペース

 

今回の5人のおしゃべり、決めていたわけではないのですが、廣谷家の照明の話から「暮らしの中の灯り」がテーマになりました。

最近の照明器具はLEDの開発が進んで、年どころか数ヶ月単位で新商品が出たり、とても早いスピードで状況が変わっています。金額もだんだん求めやすくなってきましたが、光の色のことや方向性など、まだまだわからないことも多く、照明計画というのはこれからお家を造ろうとしている方や設計者の悩みどころの一つではないでしょうか。

やはり白熱球というものに後ろ髪を引かれるというか、住まいの灯りがこうあってほしいというのは白熱灯の暖かい光なのですが、消費電力が大きい上にメーカーが作るのをやめていく方向。。。

最近は、白熱球・LED・蛍光ランプ(電球色)全てに対応可能な器具などを使ったりしていますが、ダイニングのテーブルを灯す照明だけは白熱の器具にしています。蛍光灯の電球色などもかなり近くなってきたのですがやはり違うので、ここだけは小さな贅沢をします。

白熱灯の光は、炎や夕日の色に近いせいか暖かく感じられ心も落ち着きますよね。

光の色には色温度というものがあります。(下の表参照)この温度が低いほど炎の色に近く、

白熱灯は2800k(ケルビン)です。LEDや蛍光灯は同じ電球色といっても色が違うことがありますので、この色温度を見てなるべく低いものを選ばれると白熱灯に近い色になります。

 

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