2018年

5月

16日

自宅を改装して「働く家」をつくりました。(平間)

 

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2017年

12月

26日

独立までの零れ話

今回のインタビュアーはウチアトリエ内が担当。メンバーの紹介を兼ねて、学生の時のこと、この道に進むきっかけ、師との出会い、入所までのエピソードなどを聞いてみました。

 

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2017年

9月

18日

住まいの空調

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2017年

4月

11日

熱環境のワークショップ 断熱と蓄熱 (担当廣谷)

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2015年

7月

07日

 暮らしと家のかたち  

 少し前になってしまいますが、緑と陽の光がまぶしい5月某日、さくら組のメンバーが集まり、「暮らしと家のかたち」について話してみました。

 キッカケは私(平間)が以前見たテレビ番組の中のあるお宅のお話。。。

 

 暮らし方をかたちにしていくプロセス

: 以前にTVで、東北で被災された方の家(番組スタッフの方のご実家)を建て直す過程を

   追っていく番組を見たんです。もともと建っていた家が、コーナーに大きな窓が入ってい

    て敷地に入ってきた人を受け入れるような造りで、人が集まりやすそうなとても素敵な家

      だったんだけど、建て替えたら閉鎖的で玄関ドア横のインターホンを押さないと家の人と

      顔が合わせられないような家になってしまって。。番組では建替えられてよかった、とい

      う話にしかなっていなかったけど、私はとても引っかかってしまって。

廣:もともと住んでいた土地への建て替えのケースで?

:そう、前の家を壊して同じ場所なんだよね。

:周りのご近所付き合いは変わらないのにその家の造りだけが変わってしまったのかな。

:違う場所に移ったのなら仕方ない部分もあるかもしれないけど、同じ場所に建てなおしたとすると、しばらく住むと違いが明らかになって、住んでいる人はさびしくないかな・・・。

:被災して建替えるということになると時間もなかなかとれない、設計という意味ではあまり深く考えることができなかったんだろうね。

:一般的な間取りを当てはめて・・・という形になってしまったのかも。。間取りって広さや使い勝手だけじゃなくて、暮らし方のスタイルも変えてしまうよね。

:私たちはこういう仕事をしているから、間取りを見るとここではこんな動線になって、こんな風に暮らすことになるだろうなということが分かるけれども、住まい手の方はなかなかそういうことまで想像することは難しいのでしょうね。

:部屋がいくつあるかとか広さ的なことはわかるかもしれないけど。

:この前設計のことでお話した方に、(形じゃなくて)どういう風に暮らしたいか、抽象的でもよいので考えてみてください、と言ってみたら「なんか楽しくなってきた。他のところでは部屋はいくつ必要か、というような話ばかりで窮屈だった」という答えが返ってきたの。本当はみんな掘り出せば希望は出てくると思うんだけど、掘り出して形にしていくプロセスというのができていないことが多いんじゃないかな。

:効率をあげて早く進めないといけないという立場の業者さんもいるから。

:そういう時に「みなさんこうされていますよ。」というような言葉で誘導してパターンにはめていってしまうことも多いのかもしれないね。

:今回のケースはとにかく早く!!ということだったり、前の家で震災にあっているので、あまり思い出したくないという心理もあったのかもしれませんが、前の家のよかったところや、楽しかったことなどを残しながら建て替えられたらいいのに、、と思ってしまいます。一方で、どうしても不便で古い家に住んでいると「新しい」家への願望というのが強くあって、便利な設備機器や洋風のことなどに気が行くのも分かります。私自身も、今は古い団地のスチールサッシをかっこいいと思いますが、自分の幼少期にスチールサッシの古い社宅からアルミサッシのマンションに引っ越した時に、窓の開け閉めの楽さに感動して、新しいっていいなぁと思いましたよ(笑)

 

新しいものと古いもの・開くことと閉じること

:地方に行けばいくほど、ハウスメーカーの家って多いですよね。ずっとそこに住んでいる方たちにとっては古いものではなくて新しくてきれいなものがいいという価値観もありますよね。

:新しいものと古いもの、うまく合わせられるといいいですよね。

:そうそう。古いものがダメ、新しいものがいい、とかではなくてね。

:あとは・・ライフスタイルが変わってきているということがあって、うちは音楽を聴くことが多いんだけど、そのうちに家族それぞれが違う音楽を聴いたり弾いたり、家の中での個人の行為が増えてくる。。そうすると、あんまりオープンだと困るという感じもあるんだよね。昔は大きなオープンな造りの家が多かったけど。

:話は元に戻りますが、最初にでていたインターホンを押さないと中に入れない家なのか、内と外がなんとなくつながっているような場があるような家なのかで、暮らし方って変わると思うんです。

そういうことが、多分あまり認識されていないんだと思うんですよ。

:広さや便利さのことだけで、間取りによって生活のスタイルが変わってしまうっていうことはあまり考えられていないですよね。

:地域の特性というものがあって、都市部に建てるのとゆったりした敷地に建てるのとでは違うはずなのに、都市部と同じものを地方にも持ち込むというのがおかしい。

: 必ずしも地元というわけではなくて土地を購入して新築する場合もあって、防犯もことも

       考えたり、なかなかオープンな家、というのも難しいかもしれないですね。

 

時代で変わってきたお付き合い

:子供の頃住んでいた家は縁側があって、私はいつも玄関ではなくて縁側から出入りしてい

      ました。

:私の家も子供の頃、道路側に玄関があるんだけど近所の人は家の横を通って庭に回って縁

      側から来ていました。急に「いる~?」って声が聞こえて。()

:ロケーションの問題で、近所付き合いなんかの影響もありますよね。そういう時代という

  のもあるし。

:建替えて、回り込む空地がなくなったので今は玄関からインターホンでという生活に変わ

  りました。

:来るお客さんが変わった?

:やはり減ったかな。。。私たち子供も大きくなったり母も仕事に出たりで暮らし方が変わってきたこともありますが。 そういえば、昭和って、いきなり人が訪ねてきますよね。 小説なんかを読んでいても、知人、友人が突然訪ねてくるよね(笑)

:電話もなかったしね。

:今は子供が遊びに行く場合でも、事前に確認してから家に行くけど、私が子供の時はいきなり家の前まで押しかけて「○○ちゃんあそぼ!」でしたよね。

:そうそう!!

:昭和ってそういう時代だったから。時代が流れて、間取りも変化していくものだけど、閉鎖的になりすぎて周りとなんの関わりもない家というのもどうかなとは思います。

:時代によって、地域によって、ご近所付き合いによってスタイルはいろいろなので、一概にオープンな家がいいということではないけど、どんな地域に行っても同じような外観で同じようなプランで効率的に家をつくってしまうというのが悲しいかな。。

  

 

 

  使い勝手や部屋数という話だけでなく、地域とどのように関わっていくのかとかどういう暮らしをしていくのか、家のプランニングによってかたちにできるということがあるのではないでしょうか。。

 

 

 

 

 

 

  


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2015年

6月

02日

住宅・建築関係のエネルギーコンサルタント その2

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2015年

5月

21日

住宅・建築関係のエネルギーコンサルタント その1

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2015年

2月

04日

傍島浩美さんの工房 hao&mei を訪ねました。(平間)

少し前になりますが、さくら組のメンバーで家具作家の傍島浩美さんの工房を訪ねました。

昨年、目白にあるギャラリー上り屋敷さんで家具の展覧会があり、傍島さんの仕事を見せていただいたところから「工房を訪ねてみよう」ということになり。。

私はギャラリーで見て触れて座ってみた時にとっても気に入ってしまい、既に椅子をお願いしてありました。そんなこともあり楽しみにでかけました。

 

 

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2014年

10月

31日

女性の大工さん

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2014年

10月

09日

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2014年

10月

01日

省エネ等級と熱損失係数

 近年は断熱や構造強度、メンテナンス対策等について一定の条件を満たした住宅は補助金を受けたり税の特例措置等が受けられるようになりました。次世代に残る良質な住宅を普及させる目的で法律が作られそれに伴って生まれた制度で、簡単にいえば家を長持ちさせて廃棄物を減らし、建替えにかかる費用も減らして環境に配慮した暮らしをしようという国の提案です。平成12年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称:品確法)」、その柱の一つである「住宅性能表示制度」には10の性能表示事項があり、このうちのひとつが温熱環境、すなわち省エネルギー対策等級(以下『省エネ等級』とする)でした。平成25年からは「エネルギーの使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の判断の基準」として新たな基準が作られています。

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2014年

5月

30日

設計監理料のこと

初回プレゼンテーションの例/ウチアトリエ
初回プレゼンテーションの例/ウチアトリエ

「設計監理料についてどうしている?」ということが話題にのぼり、5人でざっくばらんにおしゃべりをしました。これから家を建てる方も、なんだか不透明でよく分からない印象をお持ちかと思います。明快に算出することができればお互いどんなに良いかと思うのですが、なにせ「建築設計」とは、様々な条件の中から一番良い形を創造して、それを実現できるように図面を描くことなので、どのくらいの時間を費やす必要があるのか、設計をスタートする際にははっきりと決められないのが現実です。ただ、絵を描く事とは違って、蓄積された技術と経験の上で成り立っているので、一級建築士の日給等の目安は明快にされています。

 

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2014年

4月

01日

断熱性能のいい家を体感してきました(廣谷)

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2014年

3月

25日

灯りのこと

西原の家/設計:スモールスペース
西原の家/設計:スモールスペース

 

今回の5人のおしゃべり、決めていたわけではないのですが、廣谷家の照明の話から「暮らしの中の灯り」がテーマになりました。

最近の照明器具はLEDの開発が進んで、年どころか数ヶ月単位で新商品が出たり、とても早いスピードで状況が変わっています。金額もだんだん求めやすくなってきましたが、光の色のことや方向性など、まだまだわからないことも多く、照明計画というのはこれからお家を造ろうとしている方や設計者の悩みどころの一つではないでしょうか。

やはり白熱球というものに後ろ髪を引かれるというか、住まいの灯りがこうあってほしいというのは白熱灯の暖かい光なのですが、消費電力が大きい上にメーカーが作るのをやめていく方向。。。

最近は、白熱球・LED・蛍光ランプ(電球色)全てに対応可能な器具などを使ったりしていますが、ダイニングのテーブルを灯す照明だけは白熱の器具にしています。蛍光灯の電球色などもかなり近くなってきたのですがやはり違うので、ここだけは小さな贅沢をします。

白熱灯の光は、炎や夕日の色に近いせいか暖かく感じられ心も落ち着きますよね。

光の色には色温度というものがあります。(下の表参照)この温度が低いほど炎の色に近く、

白熱灯は2800k(ケルビン)です。LEDや蛍光灯は同じ電球色といっても色が違うことがありますので、この色温度を見てなるべく低いものを選ばれると白熱灯に近い色になります。

 

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2014年

3月

17日

暮らしの中の灯り

2月は廣谷さんがマンションリフォームを手掛けたご自宅に伺い、素材や納まりのこと、照明のことなどについてみんなで話をしました。

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2014年

3月

10日

暖房のこと

断熱リフォームをした廣谷さんのご自宅(設計/みっつデザイン研究所)
断熱リフォームをした廣谷さんのご自宅(設計/みっつデザイン研究所)

ベストな暖房って?

 

廣:断熱リフォームした自宅(集合住宅の一住戸)は、窓はペアガラスで2重サッシ化したけど、壁の断熱材は羊毛断熱材が50mm程度だし、柱や梁は家の広さの関係上、断熱できなかった。最新の断熱性能というよりも中の上程度の性能。それでも前に比べると格段に暖かくて、小さな電気ストーブなどの局所的な暖房以外は使用しなくても大満足なのだけど、2月などの真冬日が数日続いて、夜間や朝の室温が15℃を下回ると、あとほんの少しだけ家全体が暖かくなるといいな、、と思う日が数日あるの。そんなときにエアコンで暖房をすると、あと少しと思うから、設定温度的には低め(2023℃)くらいで運転するじゃない、そうすると吹出温度がせいぜい30℃とか40℃くらいにしかならないから、その風が体に当たると結局寒く感じるし、風が体にあたるってすごく不快。狭い部屋では風向きを調整しても限界があるしね、、、。

石:気流感ね。

廣:このようなあとほんの少しを足したい時の暖房って、どういう暖房がベストだったのだろうと思って。床暖房って言われることもあるけど、うちはみんないい大人なので、居間で一緒にいる時間が少なくて、個々に部屋に入っていっちゃう。そうすると、自分の部屋なんてベッド置いたら床暖房エリアなんてなくて。

橋:私は個室に床暖房を入れたことはあまりないな。床暖房は部屋全体がおだやかに暖かくなって快適ですよね。

石:うちは床暖房が入ってるけど快適だよ。

※(床暖房:輻射熱を利用した暖房。輻射熱とは、ポカポカな陽だまりや、薪ストーブの暖かさと同じ。直接触れる足も暖かいが、その熱で部屋全体を暖めてくれる。暖まるまでに時間がかかる。その代わり、冷めにくいという特徴もある。掃除の時など少し窓を開け放っても、空気を暖めているわけではないため、急激に室温が下がるということはない。)

廣:床暖房の場合は、つけっぱなしでしょう?

石:そんなことない。

廣:そうなんだ、、、。床暖房=ホットカーペットの印象があって、床暖房エリアからうごけなくなっちゃうみたいな印象があっていまいち魅力を感じられなかった、、、。朝と夜と数時間程度のために、立ち上がりの遅い床暖房や放射暖房っていうのも、うちの家族には過剰設備に感じてしまう。ゆるい暖房を全館で長時間というのは、普段から暖冷房設備をちゃんと使っている家庭なら、断熱改修と合わせて導入すれば省エネ化も可能だけれど、うちのように、前もあまり設備に依存していなくて寒いなりの生活をしていた場合は、増エネになる。原発事故のあとにせっかく電気使用量を減らしたいというミッションでやっているのに、増える方向に行くのはなんか上手くないし、、、。などと考え始めると迷宮入り、、、。戸建ならば太陽熱を利用した暖房システムも考えられるけど、マンションの場合は窓から取り込む日射以外、自然エネルギーは使えないからね、、、。もちろん現状でも大満足で、寒い日はもう1枚衣服を着ればいいだけのことで、とくに不満はないのだけれど、一回良いものを体験しちゃうと、そこなりの課題というのが見えてきて、ここから先、よりよいものを提案するとしたらどうするだろう、、と考えることがあります。

例えば、中程度の断熱性能で、あとは洋服や膝掛けなどでやり過ごす我が家方式のほかに、床暖房やPS(※)などの設備で補完するという方向と、もう一方としては、暖房設備や洋服の追加がほとんどいらない世界、つまり内部で発生する熱と、窓からの太陽の暖かさで済ませられるような断熱性能のある世界(Q値1以下※※)っていうのもあるのかなと感じている。快適で省エネな改修を提案する場合、色々な可能性や方向性を持っていたいな、、と思っていて、みなさんにも聞いてみたい。

※ PS:温冷水を循環させて室温を調整する除湿型放射冷暖房システム

※※Q値:建物の保温性能を示す指標。「Q値」は “熱損失係数”といって、室内外の温度差が1℃の時、家全体から1時間に床面積1㎡ あたりに逃げ出す熱量のこと。関東ではQ値の指標は2.7。西方さんが活躍する東北地域ではQ値の指標は1.9

詳しくはhttp://www.ibec.or.jp/pdf/sjuutaku7.htm

 

石:以前私が勤めていた奥村事務所で設計した1960年代のコンクリート打放しの住宅で、断熱改修したいって話があって。一応外側にスタイロフォームが20mmくらい付いてた。さあどうやるかと考えて、結局木製建具のガラスをスペーシア()に変えた。いろいろ計算してみるとそれがいちばん費用対効果が大きかった。どんな方法が適切かは建物全体の断熱レベルにもよるよね。

※(スペーシア:ペアガラスの間の空気層を真空にしたガラス。ペアの2倍の断熱性がある)

平:真空ガラスのスペーシアは結露対策にも有効です。窓の結露に困ったら、ペアガラスではなくて真空ガラスにした方が結露は無くなるようですよ。

 

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2014年

3月

08日

コンペに参加しました

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2014年

2月

27日

事務所訪問記:その6(当番/石原)

 220日、千葉・稲毛の『みっつデザイン研究所』にて、さくら組の集まりが開かれました。実質的にこの集まりを何かとまとめてくださっている廣谷純子さんの事務所です。

 廣谷さんが育った稲毛の街並み、今ではだいぶ埋め立てられてしまったものの地形や木々の様子からその昔海だったことが何となく感じられる気持ちのよい街です。

 さくら組のメンバー5人は女性建築家の集まりですが、主に設計を行っている他の4人とは少し異なる活動がメインの廣谷さん。その活動詳細は事務所HPを見ていただくとわかるように、設計だけでなく住環境に関わるワークショップや勉強会・講習会、環境教育など幅広い分野で活躍されています。

 

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2014年

2月

16日

杉床のメンテナンス

マンションのフルリフォームで杉無垢板の床に
マンションのフルリフォームで杉無垢板の床に

前回の5人でのおしゃべりのテーマは造作材でした。

その話の中で出てきたのが樹種とその特徴のことですが、杉は柔らかくて気持ちいいよ!という話をさせてもらいました。

 

ちょうど我が家はリフォームで無垢の杉板の床にしています。

杉のようにやわらかい樹種を床に使う場合の「ポイント」や「覚悟しておいた方がいいところ」など、ご紹介したいと思います。

 

杉などに代表される針葉樹は、軽くて軟らかいという特徴があります。なぜ軽くて柔らかいかというと、細胞が大きく材の中に空気をたくさん含んでいるから。

 

小さな空間に密閉された空気は熱を伝えにくいという性質があります。こういった木材は、熱を伝えにくいので暖かく感じます。代表的な樹種としては杉や桐などです。

 

もし杉を床材につかうなら、この触った時の「柔らかい」「暖かい」といった感覚を活かさない手はありません。そのためのポイントは、材料の仕上げ、塗装にあると思っています。

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2014年

2月

10日

造作材のこと

 

造作材(窓やドア枠・巾木など)

 

:枠(建具などの木枠)ってどのくらいの寸法でつくってますか?見附とか。

:私は2427で、その現場によって悩むケースが多いかな。

:私もだいたいそのくらい。

:私は、殆どやらないけど細くて21とか。24ぐらいが多いですけど。

:吉村(順三)さんのお話を聞くと、やっぱり値段のことだとか材料をいかに少なくするかということもすごく考えていて、要するにデザインだけで決めてないんだよね。

:天井高の話もそういうことがあるそうだよね。7尺(2100)のベニヤ+巾木で天井高2160になるっていう。。

:すごく合理的。

廣:でもその辺は少し難しくて、実際現場では「入ってきた材料がそのまま使えるわけじゃないんだから、そう計算どおりにはいかないよ」となってしまうこともあるんですよね。

(設計者の)自己満足って?

:端材がでないように割って、これで安くできるよ!って現場に持っていたら、合板なんかは端が傷ついていたり、微妙に曲がってたりして、結局余計に発注することになるから変わらないとか言われたことある、、、。(笑)

:さっきの枠材の寸法のことだけど、材木屋さんや工務店さんによって同じ見附の枠材をつくるのにいくつの寸法の材料を削ってつくるのかがいろいろなので、それを確認してからできるだけ無駄のない寸法を決めています。あと1ミリ小さければひとつ小さいサイズの材料から削れるとか、そういう声を聞くようにしています。このくらいの寸法にしたいというのをその場所によって大体決めてからの話だけど。

私は壁と枠とか部材の構成を考えるのが好きなので枠詳細図を書くのが好きなのだけど、枠が何ミリが美しいか、、とかいう視点ってあまり得意ではないです。

:でもその図面の書き方で(枠寸法の記載で)金額に影響するし、見た目もかわってくるからね。

:そうそう、それはやっぱりそうだよね。

:見積をする時の図面を書くときは、枠の寸法をどうするかっていうのはものすごく悩みますね。特定の工務店が決まっていれば最初に聞くことができるけど、相見積りの時はそれぞれ作り方が違うから、どうしようかなって悩む。

:さっきの定尺のベニヤの話だけど、ベニヤって横にプリントしてあるじゃない?

  (ベニヤを重ねて置いた状態で横にメーカー名やF☆☆☆☆などが印字して出荷される)

  あれをそのまま天井に張ると下から見えちゃうんだよね。

:目透かし(ベニヤとベニヤの間を少し隙間を空けて張る方法)だと厚み部分の印字が見えちゃう。

:ベニヤの端落とさないと使えないんだよね。

:やっぱり定尺で納めることだけを目的に考えちゃだめなんですよね~。()

  

 

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2014年

1月

29日

家電と家づくり

 

今月の5人のおしゃべりのテーマは「家電」でした。

 

洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器などなどいろいろな家電がありますが、どれも年々新しい機能が増えたり、サイズが大きくなったり、小さくなったりいろいろと変化があります。

住宅を設計する場合は、家電によってそれを置く部分の寸法などがかわってくるので、時々チェックするようにしています。

 

 

洗濯機

二槽式に戻っている家もあるという話もありましたが、一般的には全自動式かドラム式を使っている家が多いのではないかと思います。

ドラム式が一般的になる前は、洗濯機とは別に乾燥機を置く家もあり、洗面所の窓を取り付ける位置があまり大きくとれないことが多かったのですが、最近では単独で乾燥機を置く家がなくなってきたので、明るくすっきりとした洗面所がつくりやすくなりました。

 

ですが洗濯機に乾燥機能がついた分、洗濯機を設置するスペースの幅がこれまでよりも必要になる場合が多く、そうするとこれまでと同じ洗面所の広さの中では、洗面化粧台の幅が狭くなってしまいます。洗面所を広くできればいいのですが、なかなか床面積をふやせない場合も多いのが現実。

 

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2014年

1月

21日

家電製品のあれこれ

洗濯機

石:そうそう、全自動洗濯機って、汚れが落ちないしすすぎも不満で。計画中のクリーニング屋さんは家庭でも二槽式洗濯機を使っていて、もちろん仕事でもちょっとした事で使ってる。そして、お正月に母のところで二槽式を使ってみて決心。二槽式にすることにしました!

橋:置けるスペースがあるんですね。今は洗濯機置場の幅が狭くて置けない家も多いですよね。

石:置けることが大前提だけどね。

内:二槽式はドラムのまわり方が違うんですか?

石:全然違う。水流がもっと激しいし、脱水も強い。

内:うちはドラム式で横から入れるタイプで、上からバンと落ちるんですけどそれが揉み洗いのようになって意外と落ちますよ。

平:家電屋さんの話だと、洗うのは横回り、乾燥は縦回りがいいって。全自動だといっしょくたになって中途半端になっているって。

廣:私も7年位前まで二槽式だったの。実家は5年前くらいまで。洗濯機を回している間、何回も行き来するからほんとに面倒で。でも、母も全自動は落ちない、二槽式の方がいいのよって、ずーっと使ってた。二槽式は壊れにくいので長持ちしたというのもあるんだけどね。それがずっと染み付いていたから、全自動は良くないって思っていた。だけど一人暮らしをしているときに全自動洗濯機に変えたら、便利さに感動しちゃって。それで実家に戻って、全自動は便利だよって教えてね。それこそキッチンと洗濯機置場が離れているから、母の朝は洗濯をしている間は座っている時間はなくて、でも全自動に変えてから朝ドラとコーヒーを飲む余裕ができた。

全:間取りは大事だよね。

廣:朝の時間の使い方は変わるよね。

全:時間と間取りと大きく関係しているよね。

石:我が家はキッチンのすぐ脇に洗面所があって、洗濯機が置けるプランだから、二槽式をしばらくやってみようと思ってる。

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2013年

10月

27日

自然とともに暮らす住まいを共に考えるために

先日(9月6日)、わたしたちさくら組として初の協働プロジェクトに挑戦しました。

その様子は コチラに、、、。

 

挑戦したのは川崎産業デザイン。

ちょっとしたアイデアを取り入れることで、

使い方の幅が広がる面白くてちょっとかわいい家具の提案をしました。

まだ1次審査中の結果待ちの状況ですので詳細は後日に。

 

ところで、普段わたしたちは一人で仕事をしています。

そんな5人がなぜ集まったか、、というと、ひとつには一人ではできないことがあるからです。

今回始めて5人の協働に挑戦してみて、それぞれの特技や思考が重なり短時間で刺激的な取り組みが実現し、とても可能性を感じました!

 

私はこれまで仕事や市民活動を通して多様なプロジェクトに関わりながら、色んな人と協働する楽しさや価値を実感しつつ、何かいまひとつみんなの力が発揮できていないようなもやもやも感じていました。

そんなときに出会ったのが日本ファシリテーション協会という団体です。

きっかけは、この本たち。

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2013年

9月

23日

事務所訪問記:その5 (当番/橋垣)

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2013年

8月

27日

事務所訪問記:その4 (当番/平間)

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2013年

8月

17日

家具と建築と設え

7月25日ウチアトリエにて、「家具と建築」というテーマを5人で語り合いました。(その座談会の内容はこちらをクリックしてください)

その「家具」という言葉。とても身近ですが、どこからどこまでを家具とよぶのか、その範囲や分類は実に複雑で曖昧です。それは、機能や種類が多義にわたっているため、また日本の住まいの歴史の中で家具(設え)が変化しているためです。前回の座談会でも、5人の中で私が指している家具が少しずれていたのかもしれないなと感じました。そして住み手は設計者がどこまで家具に関わっていくのか、分かり難いだろうと改めて感じたので整理しようと思います。

 

まずはその曖昧な言葉「家具」について、建築大辞典を引いて基本に戻ることにしました。

 

家具は人間の行動や動作に密接に結びついて人間活動を補助する役割がある。建築よりも人間的に関与し、建築と人間の活動の接点に位置している。

 

全くその通りで、特に後半の文章は家具の核心そのものです。

住宅の中での家具の位置づけをズバリ説明してくれています。

 

次に、家具を人間寄り・建築寄りという視点で分類し、整理してみることにします。

①人間よりの家具→人を直接ささえる家具(チェアやソファ)

②人と建築の間の家具→作業をする、物をのせるための家具(テーブル、デスク、調理台)

③建築よりの家具→収納する、空間を仕切る家具(戸棚、本棚、クローゼット)

 

①~③の家具との関わり方は、設計者によって違うと思いますが、ウチアトリエの場合を例に説明します。

建築よりの家具(③)は設計者が建物と共に設計し、工事の中で製作します。

人間よりの家具(①)は、既成品を購入することが多いです。一品生産は難しいためです。設計者としてお勧めの家具を紹介することもあります。

中間の家具(②)は、設計者が計画する場合と既成品で対応する場合があり、条件によって使い分けています。

 

分かり難いので、「花水木の家」の家具を具体的に分類してみました↓

製作は、私が設計をして工事の中で作ってもらったもの。購入は既成品を購入したもの

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2013年

8月

01日

家具と建築

家具の金額

 

: 知り合いから「今度新しくオープンする施設の家具を選んでほしい」と言われて、ある家具メーカーのカタログを取り寄せて代理店の人に話を聞いたら、そこはデザイナーと組んでオリジナル家具をつくったりもしてて、結構安くて、デザインもよくて、色や数も対応できて、しかも椅子一脚からでも対応してくれる。普段住宅の設計をしてると家具の選択肢って木曽三岳(奥村設計所)(※1)やハンス・ウェグナーみたいなデザイナーものか、デパートの家具売場かIKEAかみたいになりがちだけど、施設だと数が多くて高い家具は揃えられないし、だけど量販店の家具もちょっと…と。

で、その時にいい感じの家具が手軽な価格で大量に手に入るルートを知ったの。脚の長さとか細やかに対応してくれて、これまでの自分の知らない世界だった。

みんな : へぇー、そうなんだー。 (みんなでその家具メーカーHPを眺める)

: 安い高いっていうのはどのくらいのことを言うの?

: 例えば「木曽三岳」の椅子なら、一脚10万円くらい。

: 「IKEA」(※2)とか「無印良品」(※3)とかなら?

: 1万円くらいか、それ以下でもあるよね。

: それがその家具メーカーだと?

: モノによるけど、一脚2万円とか、3万円とか。それに色とかサイズとかきめ細かく対応してくれる。

みんな : これなら現実的だね。

: 一般ユーザーがなかなかアクセスしないところだけど、こんな買い方があるんだなと思って。その後も紹介で家具を選んでほしいという話は結構あって。

: その家具を選ぶ仕事はどんなきっかけで関わることになったの?

: 既存建物を老人福祉施設にリニューアルする仕事をした時に六角形が2つに分かれるテーブルをつくったのね。六角形のまま使うとそれぞれの辺に1人ずつ座って6人座れて、横に並べると細長いテーブルとしても使えて、大きな輪にすることもできる。これに高さ調節できる脚をつけた。

: これいいですね。

みんな :すごくいいー。すごいアイディア。

: これが評判よくて、施設を見学に来た人から「同じ物をつくってほしい」という話がポツポツ来て、そこから話が展開して、新規オープンする施設全体の家具の相談に乗ってほしい、と。家具を選ぶだけの仕事だけど、設計者だと建築をわかった上で提案するせいかとても喜ばれて、こんな需要もあるんだなと。

: 建物の設計とはまた違った「目利き」の仕事という感じかな。

みんな : そうだね。

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2013年

7月

25日

洗濯物ってどうしてる?

 

浴室暖房乾燥機について

デ:こないだ洗濯洗剤を買いに行ったら、部屋干しが売り文句になってて。

ウ:最近は夜干す人がかなりいるらしいね。

い:共働きになるとそうなっちゃう。

ス:部屋の換気はそのままなのかな?

ウ:除湿器つけたりして、リビングに干してるんだって。結局共働きで昼間いないからそれでいいってことなんだけど。

み:それって陽にも当てたいってことでしょう?

一同:そうするとやっぱりリビングになるってことか。(一同納得)

デ:狭いところに干すとカビっぽくなるしね。それと排気ガスとか放射能とか花粉とか空気が悪いからという理由で部屋干し。

ス:田舎だとまだそこまでいかないかな。

デ:逆に近くに畑があって土ぼこりとか、焚火の匂いが付くとか。

い:風が強い日は干せないから、外にも干すけどサンルーム作ってという依頼もあったな。

ス:結構多いよね。

ウ:例えば洗面室をサンルームにして、浴室って大抵北側にいっちゃうけど実はそういうところが前にくるんじゃないかとか、部屋プラス洗濯室みたいなものがこれから必要かも。

デ:そこにソーラーの空気をまわす、と(笑)

み:私の場合は一軒家というよりマンションの仕事が多くて... 皆どうするんだろう?

デ:やっぱり乾燥機が多いんじゃない? 確実に乾くのでやめられなくなるんだよね... うちは原発事故以来バス乾(浴室暖房乾燥機)をずっと使ってたのをやめたら電気代が半分になった。すごくかかってた。

ウ:私はあまり使ったことないんだけど、あれって換気もするんですか?

デ:換気もします。

ウ:ぐるぐるまわしてあっためてるだけじゃないの?

い:いや、そんなにじっとりしないよ。

デ:排気は別なんじゃない? 換気扇として排気機能もあるはずだから。

み:お風呂場を先に乾かすのかな?(カタログを見ながら)バス乾っていってもずいぶんいろんな種類がある。ヒートポンプ式の場合は除湿して乾かしているみたい。

デ:でも排水はどうしてるの? ドレン(排水ダクト)はついてない。

み:蒸発器で蒸発させるのかな・・・バス乾の機能としては『暖房/乾燥/換気/涼風』 暖房と乾燥はどう違う? 暖房はぐるぐる空気をまわしてるだけだけど、やっぱり排気(するしない)が違う?

い:乾燥でも温風が出る。乾燥させて湿った空気をそのまま外に出してるんじゃないの?

デ:でも全部出しちゃうんじゃ・・・せっかく暖めたのに。時間でコントロールしてるとか?

ス:それにガス乾燥機は排気ダクトが繋がってるけど、乾燥機能付き洗濯機のの排気はどうしてるんだろう?

 

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2013年

7月

03日

庭のこと、緑のこと

庭・緑について、 みんなの思いや設計スタイルをざっくばらんに話してみました。

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2013年

7月

03日

事務所訪問記:その3 (当番/廣谷)

627日、さくら組の6回目の集まりがありました。前日の雨もあがり、さわやかな梅雨の晴れ間に武蔵野市のUR団地の一室でのミィーテングでした。

 

前回の集まりでは庭と緑のことについて、それぞれどんな思いでデザインしているのか情報交換をしてみました。

そんな中で出てきた話、

「団地の緑もいいよ!一度見に来ませんか?」

というデザインガレージの石原さんのお誘いを受けて、石原さんが住んでいるURの武蔵野緑町パークタウンの一室をたずねました。

 

団地の入り口に立つと、大きな欅の木を始めたくさんの種類の木が目に入ってきます。木々の間にはゆったりとした住棟間隔で建物があって、木々の葉がすれる音や子どもの声がして、、、と贅沢で心地よい時間が流れていました。建物の中には沢山の保存樹があって、これは低層団地から現在の高層団地に建て替え時に、これまであった木を残したものだそうです。実のなる木、花の咲く木など、これまでの住民の人たちが思いを込めて選び、植えて育て、この地で木々の成長を楽しみながら生活をしてきたことが想像できます。

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2013年

4月

23日

事務所訪問記:その1 (当番/内)

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